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コラム

インビザライン矯正の治療期間はどれくらい?通院回数の平均と仕事と両立する進め方


▼目次

 
インビザライン矯正は、透明なマウスピースを使って歯並びを整える方法で、「目立ちにくい」「取り外せる」といった特徴から、多くの方に選ばれています。しかし、治療を検討する際に気になるのが「どのくらいの期間がかかるのか」「どれくらい通院が必要なのか」といった点ではないでしょうか。また、仕事が忙しい方にとっては、治療と両立できるかも大きなポイントかもしれません。
 

今回は、インビザライン矯正の治療期間や通院頻度の平均、仕事と両立するための工夫、さらに治療期間を短くするポイントについて解説します。
 

1. インビザライン矯正の平均治療期間はどのくらい?



 
インビザライン矯正の治療期間は、患者さんの歯並びの状態や治療目標、使用するマウスピースの種類によって異なります。ここでは、治療期間の平均や注意点について解説します。
 

①軽度の症例

前歯の隙間や軽いガタつきなど比較的軽度の症例では、治療期間が短く済むことが多く、一般的には半年から1年程度で終了することがあります。

 

②中等度の症例

上下の噛み合わせに多少のズレがある場合などは、使用するマウスピースの枚数が増え、治療期間が1年半前後になることが多いとされています。

 

③重度の症例

抜歯を伴う治療や顎のズレがある場合は、矯正期間が2年〜2年半以上かかることがあります。

 

④患者さんの協力度も影響しやすい

インビザライン矯正では1日20時間以上のマウスピース装着が推奨されており、これを守れないと治療が計画通りに進まないことがあります。

 

⑤治療中の再設計が必要になることも

歯の動き方により途中で新しいマウスピースの作製が必要になるケースがあり、その際には治療期間が延びる可能性があります。

 

⑥治療後の保定期間も含めたスケジュール管理が重要

矯正後にはリテーナー(保定装置)の装着が必要です。この期間は通常半年~2年程度で、矯正治療終了後も継続的な管理が求められます。

 

インビザライン矯正の治療期間は、平均すると1年〜2年程度とされていますが、実際の期間は歯並びの状態や治療内容によって異なります。あらかじめ目安を知っておくことで、仕事や生活の予定も立てやすくなるでしょう。

 
 

2. インビザライン矯正治療の平均通院回数

 



 
インビザライン矯正は、従来のワイヤー矯正と比べて通院回数が少ない傾向にあります。これは、マウスピースが事前に複数枚作製され、一定のスケジュールに沿って交換していくシステムであるためです。ここでは、インビザライン矯正の平均的な通院回数について解説します。
 

①平均的な通院頻度は4〜8週間に1回程度

通常は4〜8週間に1回程度、治療の進み具合を確認したり、マウスピースを受け取ったりするために通院します。

 

②総通院回数の目安は10回〜20回前後

治療期間にもよりますが、1年半程度の治療であれば、通院回数は10回程度に収まることもあります。一方、重度のケースでは20回前後になることもあります。

 

③通院は短時間で終わるケースが多い

インビザライン矯正ではワイヤーの交換などが不要なため、1回あたりの診察時間も比較的短く、忙しい方でもスケジュールを組みやすい傾向にあります。

 

④初期や計画変更時は通院頻度が増えることも

最初の数ヶ月や、追加のマウスピースが必要な場合は、治療計画の見直しのために通院間隔が短くなる場合があります。

 

治療全体を通して計画的に通院スケジュールを組むことができるのも、インビザライン矯正の大きな特徴の一つです。

 
 

3. インビザライン矯正と仕事を両立させる治療の進め方

 



 
仕事をしながらインビザライン矯正を続けるには、治療に対する正しい知識と計画的な行動が欠かせません。仕事に支障を出さず、治療をスムーズに進めるためには、以下のような取り組みが有効です。

 

①治療開始前にスケジュールを見通しておく

矯正治療は長期間にわたるため、治療開始時期の見極めが重要です。仕事の繁忙期や出張と重ならないよう、開始時期を調整することで両立しやすくなります。また、治療計画の中でおおよそのマウスピース交換時期も確認しておきましょう。

 

②マウスピースの着脱タイミングを工夫する

仕事中の会話や飲食の機会が多い職種では、マウスピースの着脱が課題になることがあります。出勤前や昼休み、帰宅後など、一定のタイミングで着脱を習慣化し、装着時間をしっかり確保することが大切です。

 

③職場での保管・衛生管理を徹底する

外出先や職場でマウスピースを外す際は、専用のケースを使用して清潔に保つことが大切です。また、携帯用の歯ブラシやマウスウォッシュを常備することで、マウスピース再装着前のケアもスムーズに行えるでしょう。

 

④同僚や上司に配慮ある伝え方をしておく

<p矯正治療中であることをさりげなく伝えておくと、急な通院や昼食時のマウスピースの着脱などに理解を得やすくなるかもしれません。過度に強調せず、必要な範囲で伝えておくと良いでしょう。

 

⑤歯科医師の指示に従う

インビザライン矯正では、マウスピースの使用時間や交換のタイミングを歯科医師の指示通りに守ることが大切です。自己判断でペースを変えると、治療期間が長引いたり、仕上がりの精度に影響が出ることもあるため注意しましょう。

 

仕事とインビザライン矯正治療を両立するには、無理のないペースで自分の生活リズムに合わせて計画的に取り組むことが重要です。歯科医師としっかり連携しながら、自分に合った治療スタイルを見つけていきましょう。

 
 

4. インビザライン矯正の治療期間を短くするために

 



 
インビザライン矯正を受けている方の中には、「できるだけ早く治療を終えたい」と考える方も少なくありません。実は、インビザラインの治療期間は、患者さん自身の協力度や日々の生活習慣によって大きく左右されることがあります。ここでは、治療期間を短縮するために意識しておきたいポイントを解説します。

 

①指定された装着時間をしっかり守る

インビザライン矯正では、1日20時間以上マウスピースを装着する必要があります。この装着時間を守らないと、歯の動きが遅くなり、治療期間が予定より延びてしまうことがあります。

 

②マウスピースの交換スケジュールを守る

マウスピースは通常7〜14日ごとに交換しますが、自己判断で早めたり遅らせたりすると歯の動きに影響が出ることがあります。歯科医師の指示通りに交換を行うことが大切です。

 

③マウスピースをしっかり装着する

マウスピースがしっかり装着されていないと、計画通りに歯に力がかからず、効果が弱まってしまうことがあります。特に装着直後は「チューイー」と呼ばれる補助アイテムを使って、マウスピースを密着させると効果的です。

 

④むし歯や歯周病を未然に防ぐ

インビザライン矯正中にむし歯や歯周病が見つかると、治療を一時中断する必要が出てくることがあります。毎日の歯磨きや定期的なメンテナンスをしっかり行うことで、治療の中断を防ぎやすくなり、結果的に期間の延長を避けることにもつながるでしょう。

 

⑤食生活に気をつける

粘着性のある食べ物や甘い飲み物を頻繁に摂ると、マウスピースを外す時間が増えたり、むし歯のリスクが高まったりすることがあります。食事の内容や摂取頻度に気をつけることで、治療の進行を妨げにくくなるでしょう。

 

患者さん自身の行動が治療結果に直結するインビザライン矯正では、「毎日の積み重ね」が何よりも大切です。しっかり管理することで、満足のいく治療成果と治療期間の短縮が期待できます。

 
 

5. 名古屋市天白区の歯医者 塩釜口駅前歯医者・矯正歯科の矯正治療

 



 
名古屋市天白区にある歯医者「塩釜口駅前歯医者・矯正歯科」では、日本矯正歯科学会の矯正認定医監修のもと、患者さんに合わせた矯正治療をご提案しています。安心して治療に取り組んでいただけるよう、目立ちにくいマウスピース矯正「インビザライン」や、ワイヤー矯正など、幅広い選択肢をご用意しています。

①日本矯正歯科学会認定医による監修体制

当院の矯正治療は、日本矯正歯科学会の認定医資格を有する歯科医師の監修のもと行います。矯正の知識と技術を積み重ねた歯科医師が、患者さんの口腔状態をしっかり確認しながら、治療計画を立てています。歯並びの見た目だけでなく、噛み合わせや機能面も含めたトータルなアプローチを心がけています。

 

②インビザラインを取り入れた目立ちにくい矯正治療

インビザラインは、透明なマウスピースを用いた矯正方法で、見た目に配慮したい方やライフスタイルを大切にしたい方に選ばれています。取り外しが可能なため、食事や歯磨きのしやすさも特徴のひとつです。3Dスキャンによる治療計画の可視化など、デジタル技術を活用しながら、無理のないステップで治療を進めていきます。

 

③小児矯正にも対応した診療体制

成長期にあわせた小児矯正は、将来の歯並びや噛み合わせの改善につながる可能性があります。当院では、プレオルソや拡大装置、マルチブラケットなどを用い、年齢やお口の状況に応じた提案を行っています。子どもにもわかりやすい矯正治療を心がけています。

 

④子育て世代にやさしい院内環境

小さなお子様連れでも安心して通院いただけるよう、保育士が常駐で、無料託児サービスもございます。キッズルームも完備しており、治療中も子どもが楽しく過ごせる環境を整えています。

 

➄通いやすい立地と柔軟な診療時間

当院は地下鉄鶴舞線「塩釜口駅」から徒歩30秒の立地にあり、木曜・土曜も夜まで診療を行っています。学校やお仕事帰りにも通いやすく、継続的な治療やメンテナンスがしやすい点も、多くの患者さんにご利用いただいている理由の一つです。院内はバリアフリー設計で、どなたにもやさしい空間づくりを心がけています。

 

矯正治療をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

インビザライン矯正は、マウスピースの装着時間や通院スケジュールをしっかり管理することで、仕事や普段の生活と比較的両立しやすい矯正方法です。平均的な治療期間は1〜2年で、通院は4〜8週間に1回程度とされているため、多忙な方でも続けやすいといえるでしょう。また、治療期間を短くするには、装着時間を守ることや日々のケアが非常に大切です。

名古屋市天白区・塩釜口駅周辺でインビザライン矯正を検討している方は、塩釜口駅前歯医者・矯正歯科までお問い合わせ下さい。

 
 

監修:医療法人社団 躍心会
理事長 鬼頭 広章

所属学会
 国際インプラント学会 ICOI Fellow
 日本口腔インプラント学会 会員
 日本歯周病学会 会員
 日本顎咬合学会 会員
 日本デジタル矯正歯科学会 会員
 日本臨床歯科学会 SJCD 会員
 MID-G 理事
 名古屋臨床咬合研究会 NOAH 理事
 K-Project 会員
 
取得資格
 USC(南カリフォルニア大学)JAPANProgram 卒業
 東京SJCDレギュラーコース修了
 OSG(矯正アレキサンダータイポドントコース)修了
 ITIインプラントコース ベーシック、アドバンス修了
 エキスパートハンズオンCAMLOGコース修了
 NOBEL BIOCAREサティフィケート多数取得
 インビザライン矯正 ベーシックコース修了
 5D アドバンスコース修了
 2017年 MID-Gレギュラーコース、マニュアルコース受講
 矯正LASコース受講
 歯周形成外科マイクロアドバンスコース受講
 CSTPC受講
 2021年 ODGC (矯正診断コース)修了
 アライナーオルソドンティクス6デイズコース
 明海大学国際インプラント学会認定コース
 ハーバード大学歯学部日本CEコース
 
認定医
 日本デジタル矯正歯科学会
 日本顎咬合学会

塩釜口駅前歯医者・矯正歯科

所在地 〒468-0074
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